「兄と妹のある一日」

 

「今日も一日疲れちゃったなぁ〜」

「お母さんたちが居ないと、お掃除したり、お洗濯したりって結構雑用があるのよね〜」

「あっ・・もうこんな時間・・お兄ちゃんが帰ってくるから晩御飯のしたくしなくちゃ〜」

 

妹のまゆみちゃんは、慰安旅行で出かけているお父さんとお母さんの変わりに家の仕事を任されています。

 

「ふふ・・でもお兄ちゃん私の作ったご飯結構おいしそうに食べてくれるから結構作るのも苦じゃないのよね〜」

「今日はお兄ちゃんの好きなカレーライスでも作ろうかな〜」

 

 

 

 

ただいま・・

 

「あ・・お兄ちゃんだ・・」

 

「お兄ちゃんお帰りなさ〜い」

「あ・・うん・・」

どうしたんだろう・・お兄ちゃん・・今日はあんまし元気がないなぁ・・

そう言えばここ最近考え事してるみたい・・

何かあったのかなぁ〜

「まゆみ・・ちょちょっと・・はっは話があるんだけど」           ↑                      危ない人(笑

何か悩んでるのかなぁ〜こうゆう時こそお兄ちゃんの役に立たないとね・・いつも頼ってばっかりだし・・

「うん、いいよ、じゃあまゆみ部屋に居るね」

 

タンタンタン・・・バタンッ

なんだろう・・・ちょっと心配

 

「コンコン・・まっまゆみ・・入るぞ」

「あっお兄ちゃん?、入って良いよ」

 

 

 

 

 

 

「どうしたの?お兄ちゃん、まゆみで良かったら何でも相談乗るよ」

「うっうん・・」

「さあ、何でも言ってもみて、あたし驚かないから」

「うっうん・・・

「実はな・・お兄ちゃん前から、おまえの事を好きだったんだ、ここ最近急にそれが強くなって好きで好きでたまらなくなっちまったんだ!!」

「・・・・お兄ちゃん」

「もう俺はお前の事を考えるだけで一日中止められないんだ・・・この右手が・・・」

「え・・右手って?」

 

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

しこしこしこしこ

「ぬお〜〜〜〜〜左手も勝手に〜〜〜落ちる〜〜やヴぁい・・止めなければ・・くそ・・止まれクソ止まれ僕の左手!!」
 

はわぁうううう・・・誰か止めてくれ〜〜〜

ブチッ!!(理性の切れる音)

 

「ままままゆみ、ととりあえず、お兄ちゃんおいしいミルク掛けてあげるから横になりなさい」

 

「うっうん・・」

なんかお兄ちゃんつらそうだから、とりあえず、ゆう通りにしてあげよ・・

しこしこしこしこ

はう〜〜〜〜

しこしこしこ

うひ〜〜〜

「出る〜〜〜〜」

ぴゅぴゅぴゅ・・

「きゃっ!」

 

 

 

 

 

 

「・・・ベトベト〜お兄ちゃんイキナリひどいよぉ」

「ごごごめん」

「まゆみだって、お兄ちゃん好きなのに・・」

「え?」

「・・・・・・・」

「今度はちゃんと、あたしの・・・・もらってね」

おっおおう」

 

 

「とりあえずお兄ちゃん」

「ん?」

「もう右手動かすの止めようよぉ(汗」

「はぅぅぅこれは・・・、モミモミモミ」

どうやらなんでもない、ただの癖のようです(笑)

 

 

戻るっす
くだらねぇ〜オチでスマ;;