SSHの公開鍵、秘密鍵を作成し
セキュリティー強化に勤める
 
2003/12/5
written Komuro



SSH公開キーPrivate keyの作成手順
rootでログインし、private key public keyを発行したいユーザになる。
続いて以下のコマンドで、鍵及びパスワードを決める。
ssh-keygen -t rsa1
試しにtestユーザを作成し、実験してみた。

[test@kmr test]$ ssh-keygen -t rsa1
Generating public/private rsa1 key pair.
Enter file in which to save the key (/home/test/.ssh/identity):

rsa1方式で認証キーを作る
identity(秘密鍵)は/home/test/.ssh/identity で言いかとたずねてる。
いいのでEnterを押した。


Enter passphrase (empty for no passphrase):
パスフレーズを入力しろとおっしゃってる。なるべく8文字以上を推奨する。
ちなみに、俺のrootのパスフレーズは40文字以上で、2回に一回は打ち間違えるほど難しい。もちろん法則性も何も無い。


Enter same passphrase again:
同じパスワードをもう一度入れろと書いてある。

Your public key has been saved in /home/test/.ssh/identity.pub.
The key fingerprint is:
b9:ad:62:b6:5a:e2:70:73:76:8d:6f:de:56:63:a9:2f test@kmr.homeip.net
成功すると公開キー(identity.pub.)は、上記のパスに追いたと丁寧に教えてくれる。


さてここで、cd /home/test/.ssh/ に行って、2つほど仕事がある。
ファイルは、identity(秘密鍵)identity .pub〔公開鍵)の二つが用意されたと思う。ここで、
mv identity.pub authorized_keys <-- この名前にリネームする。


identity ファイルは、秘密鍵なので、FTPなりSamba経由で、Windows側に持ってくる。コピーしたあとは、サーバ側に秘密鍵をおいておくお馬鹿なことをしてはいけません。
秘密鍵は自分で持ってるものなのでサーバ側の、秘密鍵(identity)は即刻消しましょう。

以下TTSSHに設定してログインするまでの過程を書く。
ttermproとTTSSHは、インストール済みと考える。
窓の杜からダウンロードは出来る。
 

ttermproとTTSSHがきちんとインストールされていれば以上のようなSSHがでてくる。
ちなみに起動するのは、TTSSHのほうだ

Passphraseは先ほど入力した、パスワード、Pricate keyは、先ほど、サーバ側から引き抜いてきたidentity ファイルを指定する。
 
 
ログイン成功画面
ログイン時の意味不明な文字等は気にしないで欲しい。
成功すれば、test$ などと表示されて、そのユーザが与えられているコマンドが使えるだろう。
 
過去にはまった事例
鍵やパスフレーズが合ってるのにどうしてもログインできないなど・・
対処1:パーミッションを調べる。
.ssh 744
/home/ユーザ/ 自サーバ環境で 705に設定
/home 755に設定
authorized_keys 644

対処2:上記のキーのスペルミスなど
ログインに失敗した時の、syslog のエラーを確かめる。
 
 



 
 
 
 
SSHの公開鍵、秘密鍵を作成し
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2003/12/5
written Komuro