S.M.A.R.T.情報
HDDのエラー状況を把握する
 
2003/12/17
written Komuro


■BIOSの設定

S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology System)をBIOSで有効にしなければならない。
BIOSは単にS.M.A.R.T.機能の有無をチェックしているだけで、S.M.A.R.T.を使った診断を行ってはくれない。
enableにしておく。


■HDD自体の自己診断
HDD自体の自己診断は、S.M.A.R.T.機能が搭載されているHDDに限られているらしいが、殆どが自己診断できるようになってるらしいので問題ないみたいだ。

■S.M.A.R.T.プログラムのインストール
RedHat9は、最初からインストールされてるとのことらしいが、私の環境ではインストールされていなかったので、ソースプログラム or RPMパッケージを以下のサイトからダウンロードした。
http://smartmontools.sourceforge.net/

■Install

RPMファイルをダウンロードしてきて、以前から、入っているバージョンにupdateをかけた。
新規の場合は、 rpm ivh パッケージ名になるだろう


■起動

smartctl -a /dev/hda
いや〜すげ〜シークエラーの量;;;


-a すべての情報を表示する
-i ハードディスクのS.M.A.R.T.サポート状況を表示する
-l エラーのログを表示する
-v 温度やシークエラーなどの状況を表示する

他にもSCSI専用のオプション、テープデバイス専用のオプションがあるようです。
man smartctl で詳しく出てくる。


■失敗談

IEEE-HDDをつなげているんだが、smartctl -a /dev/sdaと打ったら(sdaは、IEEE-HDDがSCSIと認識するため)
思いっきり、Linuxが止まりました。
止まったって言うか固まった?

もちろん、キーボードも打てない、電源ボタン押しても切れないんであせりました。
これに関しては少し調査が必要のようだ。

IDE-HDDがマザーに直接繋がってるものに関してはすべて問題なかった。
-i opstionで、一応確認とってから、やったほうが良さそうだ。
何度が、固まって再起動になったことがある;


■スバラシイHDD

メーカは思いっきり、悪評がついてるんだが、
Device Model: QUANTUM FIREBALLlct20 30 これのデータを表示してみた。

7のシークエラーが0に見えるのは俺だけだろうか;;
素晴らしすぎるんですが・・この数字たちは・・・



 
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2003/12/17
written Komuro