Postfixで迷惑メールをブロックする
 
 
2003/12/5
written Komuro


Postfix設定ファイルの作成
rpmで入れてる場合、postfixの設定ファイルは、標準で /etc/postfixになっていると思う。
中に、サンプルがかなり用意してあるが、今回は、 /etc/postfix/header_checks のファイルの中身を修正する。

ここでの正規表現の説明は省略する。
機会があれば別のページで、勉強がてら書くことにする(実は、あまり理解してない)

vi header_checks
/^Form:.*ambusiness\.com / REJECT
/^Form:.*rug\.ac\.be / REJECT
/^Form:.*wongfaye\.com / REJECT
このように書く。意味は以下に記述する


/^Form:.*wongfaye\.com / REJECT
まず、メールヘッダにあるFormに h6zjjqa@hinako.ambusiness.com このようなメールアドレスから迷惑メールが来たとしよう。

そうすると *は、ambusinessという文字列より前は、なんでもマッチするという意味になっている。

したがってaaaaa@aaaaa.ambusiness.com だろうが、bbbb@bbbbb.ambusiness.comだろうがメールはブロックすることになる。
ピリオドの前に、\マークがあるのは正規表現で、ピリオドは特殊な意味合いを持っているので、文字列として扱うためには、\記号をつけなければならない。

以上を踏まえてどんどん、いらないメールは拒否してしまおう。
だからといって、/^Form:.*.com / REJECT とかまでやる必要も無い(^^;;


次に、main.cfの設定も行う。516行目付近にある
header_checks = regexp:/etc/postfix/header_checks <--
この設定を有効にしてやる必要がある。
#でコメントアウトされていれば解除しておく


以上で設定は完了なので、各自好きな方法でPostfixのリロードを行う。
私の場合は、/etc/init.d/postfix restart で行った。
 



 
 
 
 
Postfixで迷惑メールをブロックする
 
2003/12/5
written Komuro